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 2003年7月26・27日(土,日)に開催された第27回鳥人間コンテスト選手権大会にS-090"DIVE"で参加しました.
現地での模様を簡単に紹介したいと思います.
 今年の琵琶湖は26日朝から風が強い状況でした.
右の写真のように海のような波が立っている状況の中,
風速が5m/sを切った瞬間に強制飛行させられる滑空機が
可哀相に思えました.
 明日には風がなくなることを祈ってました・・・・・
 今年も琵琶湖でのフェアリング製作となりました.今年の機体は,過去の機体と比較すると小さくなっているためトラック内の空間も多少広がりましたが,それでも完成したフェアリングを琵琶湖に持ち込むことは出来ませんでした.出来る限り組み立てた状態で琵琶湖に持ち込んだため,イトキン (伊藤) を中心に作業はスムーズに行えたのではないでしょうか.
左の写真 : 琵琶湖に持ち込んだ状態のフェアリング
右の写真 : フェアリングを装飾するシール製作
 今年も琵琶湖までのトラック運送中に翼の破損はありませんでしたが,まだ製作途中の翼の一部をテントの中で仕上げました.
翼が製作途中になってしまった原因は,最後のテストフライト後から琵琶湖の湿気対策として始めたニス塗りでした.
他の作業に関しても平行して進めていきました.

左上の写真 : フェアリングに使用するドア部分です.今年は前後パイロット用にドアを別けたので計4枚のドアとなります.
右上の写真 : キングポストの製作です.プロペラの余ったフィルムを使用しています.
左下の写真 : フェアリングに装飾中・・・・ 銀シートの上に装飾用のシールを貼り,その上に翼と同じ熱収縮フィルムで仕上げます.
右下の写真 : フィルムを貼って仕上げています・・・・・・・・

 電装系の3人も現地での作業を頑張っています.こちらも作業を琵琶湖に持ち込んでしまったチームです.
 ホテルでの作業をなくすことが目標でした.
 今年の応援団長は田中勲平(別名:栃木)です.
左の写真は,応援に使用する旗を製作中です.型紙に合わせて,
白い文字でペイントしていきます.

16時頃,強い風の中で翼が破壊されないよう慎重に機体を組み立てました.そして,審査員による機体の安全チェックです.
 今年の機体チェックは,正直にいうと厳しかったですね・・・・
言われた内容については
1 )ねじ等の突起物には,全て緩衝材で隠す
 (翼&フレーム接合部分,尾翼接合部分,ビーム接合部分,ドライブシャフト接合部分などなど・・・・)
2 )フェアリング内に使用する部品については全て角を落とし,丸く滑らかにする.

 最も言われたのは,1 )です.来年以降は注意をされないように!!
 機体の安全チェック後には,パイロットをフレームに乗せたままの
状態でテレビ局のインタビューを受けました.まだまだ完成に至って
いない作業途中のフェアリングが気になりました・・・・・・・・
左の写真 : 芝浦工大機会科卒業生の方々がTBTに興味を持ち,琵琶湖まで応援に駆けつけてくれました.有難うございました.
右の写真 : 村上家の海帆ちゃんもこんなに大きくなりました!!

 夜になると主翼のアイロン掛けも始め,順調に進んでいきました.また,フェアリング製作も形になっていきました.

左の写真 : め〜いっぱい手を伸ばして,主翼のアイロン掛けです.
中央の写真 : 斜め前方から見たフェアリングです.まだまだ製作途中ですが形になっています.
左の写真 : フェアリング製作中・・・・一日中,作り続けているので体力的に厳しくなっています.

 午前4時頃,機体を組み始めました.フレームにプロペラを付けた状態で,最終チェックのために足回りで70回転くらいまでプロペラを回しました.この時は,まだパイロットがホテルから到着していなかったので代理人で回しています.
 パイロットが到着後にも回しました.その時にフレーム後輪部から異音が聞こえることが発覚しました.リレーラーに問題があったようですが,すぐに解決しました.
 やはり,飛行前には細部のチェックが必要だと痛感しました.今後も続けて欲しいです.

 機体も組み終わる頃に,軽く雨が降り始めました.でも,今年は何度もテストフライトでの雨の経験があるので,意外とみんな落ち着いたものでした.主翼などにブルーシートを被せるなどで,雨を凌ぎました.
 その後すぐに雨も止んだので,雨で濡れた主翼を拭いていきました.
左の写真 : 琵琶湖で完成したキングポストです.風速計を高い位置に付けるために従来のものより長くなっています.
右の写真 : 高坂さんの提案により,テールビームに部員全員の名前をシールで貼りました.

今年は,プラットホームまでの移動中に何も問題が起こりませんでした.しかし,2つ前の東北大が長距離飛行を続けているため,写真の位置で待機していなければいけない状況が続きました・・・・・


 先日から天気が悪かったことで,大会スケジュールにもゆとりがない状況でした.そんな理由によりパイロットのインタビューもないまま,大会スタッフの指示により離陸準備にとりかかりました.進行方向に対して,左斜め前方から風速3m/sの風の中・・・・・・・・・Take Off!!


(←マウスを写真の上に置くと写真が入れ替わります)
    
離陸には成功!! しかし・・・・・・

 強い風の中,今までにないくらいに綺麗な離陸に成功しました.その後も近くにいた他大の人からも 「速〜!!」という声が聞けるほどグングンと速度にのって飛行していきました.
 しかし,途中から横風に煽られ左に旋回していき,機体の体勢を立て直すことが出来ないまま着水する結果となりました・・・・

Team Birdman Trial 
S-090 “DIVE”
Official Record : 435.64m (第7位)


 機体が着水したときには,大した破損はないように思えたのですが,戻ってきた機体は,見るも無残な姿に・・・・・・
どうやらボートで引っぱっている間に桁が折れてしまったようです.
<破損状況>  翼とフレームの接合部,1番両翼,副桁多数,プロペラ外筒など・・・・
右上の写真 : 今年もパイロットは無事でした!!
        写真は,左からパイロット及川,昨年パイロット百崎,パイロット中西.
左の写真 : フレームと主翼の接合部が捻り折れている様子です.


 今年もOBさん達がバーベキューとビール,スイカなどご馳走してくれました.そして,部員全員が美味しそうに腹に詰め込んでいきました・・・・
恒例の琵琶湖に突入〜!!

 今年も琵琶湖に突入〜!!男も女も何も関係なく,とにかく
次から次へと琵琶湖に連れ込みました.
 今年は,琵琶湖に携帯を水没してしまった人もいましたが,皆さんも気をつけましょう〜. ちなみに携帯に入っていたデータは吸い出すことに成功し,無事に機種変更できたようです.

 今年もTBTと遊んでくれる他大の方々・・・・
今年の犠牲者は,東海大でした.なかなか楽しいメンバーが
揃っていて,ものすごく楽しかったです.有難うございました.
 東海大との遊び場を陸に移しました.審判員は,村上さんと伊藤さんです.
左の写真 : チームから選ばれた「マドンナ対決]です・・・・ 結果は,炎子の勝利!!
右の写真 : 東海大の設計者と対決しました.非常に面白い人でしたが,勝たせて頂きました!!
 プロペラを囲んで記念撮影です.今年も綺麗な姿で戻ってきました.その後は,パイロットに向けて,寄せ書き!!

第27回 鳥人間コンテスト終了

          お疲れ様でした〜!!
 
(写真をクリックすると拡大で見れます)

   写真が手に入ったので,落とせるようにしてみました・・・・・ご協力有難うございました.
Photo by Puchi
Photo by takahashi  01 /02 /03
Photo by ishimori
PLATFORM (MPEG1,5.07M)


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