S-090 “DIVE” | PhotoGallery | T.F. ( 10.19 ) ( 11.10 ) (11.16 ) (05.11 )(05.25 )(06.08 )(06.21 )(07.06 )(07.17 ) | BirdmanRally

 6月21日(土)と22日(日)の2日連続の強風により潰れてしまったテストフライトから1週間後となる6月29日(日)です.飛行場の天気予報によると「天気に問題はない」とのことでした.しかし,蓋を開けてみれば学校にいる時から霧雨が振り続けていました.それでも出発頃には雨も止み飛行場に向かうことが出来ましたが・・・・・
 結果から言ってしまえば,今回のテストフライトでは待ちに待ったS-090"DIVE"の飛ぶ姿を見ることが出来ました.機体を組み上げた早々に災難もありましたが,それでもなんとか17本をこなすことも出来ました.



 学校にいる時に霧雨が降っていたため到着が遅れてしまい,飛行場に到着したのは午前4時頃となりました.到着したときには,もう雨は止んでいたので早急に機体を組み始めました.そして,順調に機体が組み上がったとき雨が降り始めました.なんとか機体を雨から守るために持って来ていた全てのブルーシートを切って翼に覆いました.(上の写真)
 その後,待機しながらの祈りが通じたのか雨が止み,濡れてしまった翼を拭いて7時には1本目を始めることが出来ました.
 左の写真は,本番仕様に作り直した垂直尾翼です.Chordが最大1300mmもある巨大な垂直尾翼となりました.
 雨が止んでからは,急激に暑くなってきました.(まるで真夏のように・・・) そんな中,7時に1本目を開始し軽く走り始めました.そして,3本目からは飛ばしにかかり5本目には,短い距離でしたが飛ぶことも出来ました.しかし,飛び始めて発見したことは垂直尾翼に負けてしまい,フレームとテールビームの接合部で若干テールビームが回転してしまいました.右の写真でも,尾翼が斜めになってしまっていることが確認できます.次回までの改善ポイントです.
 6〜8本目は,連続して駆動関係にトラブルが発生しました.スタートして間もなくペダルが外れる,チェーンが外れるなどが起こりました.そこで,9本目からは自走輪に繋がるチェーンを外しフレームを手で押しながらの走行となりました.
 12本目には,ほとんど無風の中で140m近く(計算上)飛行することも出来ました.しかし,14本目には,上の写真のように急浮上してしまう危険な場面もあり,まだ安定性にかける状態でした.操縦系のインターフェイスも,今年のパイロットに合わせて改善する必要があるようです.
 今回のテストフライトでは,ようやく飛んでる姿に喜ぶ1年生や飛べてことに安心感を覚える上級生やパイロットなど精神的にも充実感のあるないようとなりました.それでも,機体の仕上がりに満足できるレベルではないことも認識させられました.尾翼系統の問題や走行中に異音を発する駆動関係,左に旋回してしまう飛行機,まだまだ不慣れなパイロットと改善の余地がある操縦系統,伝送系統にもトラブルが発生していました.次回のテストフライトに向けて,出来る限りの仕上げを頑張っていきましょう!!
 そして,今回のテストフライトでは少ない人数の中,みんなも大変だったと思います.本当にお疲れ様でした.


TestFlightの映像を一部用意しました.
<注意>落とす時は,右クリック「対象をファイルに保存」でお願いします.
8h TestFlight 12本目 (2.96MB) (ビデオカメラに向かって飛行機が・・・・)
8th TestFlight 16本目 (2.30MB) (パイロット談:バテ気味です・・・・)
8th TestFlight 17本目 (2.30MB) (最後にパイロットが頑張りました)


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