S-060 “いかろすぅ.” | 作業日記 | Test Flight ( 6.04 ) ( 7.02 ) | 

 2000年7月28・29日(土)に開催された第24回鳥人間コンテスト選手権大会に可愛い息子"いかろすぅ."で参加しました.
その時の現地での模様を簡単に紹介したいと思います.

 27日の夜に学校を出発した4tトラックは,28日AM6:45頃に琵琶湖に到着しました.到着直,トラック班によるテントの設営の開始です.
「僕達は,他の人達よりも早く着いて後から来る皆の為に,地道な
作業をしています.6人で,かなり辛いです.(本部さん談)」
 2つ目のテントも建てようとしたら,屋根の部分がない!仕方がないので,ブルーシートで代用決定!!出発前に中身の確認しようって言ったのに・・・・「ガムテープで,"しばうら”と書きました.貧乏な芝浦工業大学です.(本部さん談)」

 機体をトラックから下ろした後,フェアリング作りを雄太を中心に作り始めましたが,一時中断しプロペラの重心取りを始めました.その感想は,「いまいちかなぁ〜(山ちゃん)」 「怖いねぇ〜,ぶっ飛ばない事を祈るけど・・・(悟)」.
 大会モデル・プロペラを手にプロペラ班4人で,
(須貝ちゃん・悟・山ちゃん・麻衣ちゃん)記念撮影!! 



 第24回大会の司会者だった長島一茂さんが,番組の取材で機体を覗きに来ました.長島一茂さんからの質問に「なぜ,2人乗りなの?メリットあるの?」というお決まりの質問に
「苦しい時に,励まし合えるんですよ〜.(笑)」と答えたら,
「そうか〜,重要なことだよね〜」と
妙に納得されてしまいました・・・・・・(汗)
 大会本部による機体の安全チェック中に,雨が降り出しました.それなのに「ワイヤーの位置が見たいから,付けて」と言われ,キレかけました・・・.

 琵琶湖名物・夜中の突貫フェアリング作業です.主翼の修復作業と平行して行なわれています.主翼で腕を磨いた川端や宮崎達がフェアリングの外皮となるスチペ貼りで大活躍しました.
 鳥コン本番用 Tシャツのバックプリントを貼り仕上げています.このシャツは学校から寄付してもらったもので,今年は黄色です.去年は白だったのに・・・と思ったけど,100人以上の黄色い集団が今では気に入ってます.

AM5時過ぎ・・・フェアリング作りも大詰め!!ほぼ完成している様態です.そして,主翼の補修作業も時間ギリギリまで続けています.パイロットという立場上,体を休めていた敦も早朝から合流しスチペの張り直しとアイロン掛けの平行作業です.完璧に仕上げました!!

 フェアリング製作も終わり,尾翼の組立てと同時に動作確認を始めました.“いかろすぅ.”の尾翼外観は,写真の様な感じです.この時からサーボが360度くるくると回りだし,異様な雰囲気となっていきました・・・・
 大会スタッフに急かされる中,発電機と一緒に移動し尾翼制御の修復をしました.最終手段として,ラジコン様コントローラーをそのまま塔載し,なんとか本番に挑みました.

 今年から本格的に1年生を主体に応援団を組み,準備を整えて挑みました!!もちろん,応援団賞10万円狙いです.写真(左)は,健吾が何故か水を被ってます.(その場に居た人にしか分からない・・・.)
写真(右)のパネルは,当日に琵琶湖に来れなかった4年生(当時)の小熊さんからのプレゼントです.有難うございます.この他にも,自作による応援団幕が目立っていました.


慌しいプラットホームでしたが,準備完了!!
(マウスを写真の上に置くと写真が入れ替わります)
ただ呆然と見守る事しか出来ませんでした.
   やはり問題だった尾翼制御にトラブルが生じ,
  右斜め45°の落下となってしまいました.
Team Birdman Trial
   S-060 “いかろすぅ。”

    
    Official Record : 28.38m
 見るも無残な姿で帰還・・・・
この後,空白の時間が過ぎていきました・・・・



駆動関係に問題が生じていた事が発覚.スタート直後にチェーンが外れてしまっていました.



 機体も回収し後片付け後に黄色い集団で記念撮影!!
(写真をクリックすると拡大で見れます)
毎年恒例,琵琶湖に突入!!

 やっぱり琵琶湖では,これをやらないと終われない!!
 この後,カメラがポケットに入れっぱなしだった事に
気が付きました・・・・(泣)   (kera)
 OBさん達がお酒やバーべキュウを用意してくれました.
右の写真は,歴代パイロットの記録発表と自己紹介です.


第24回 鳥人間コンテスト終了! お疲れ様でした〜!!

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