2012/7/28,29 鳥人間コンテスト レポート

一年間この舞台を目指して機体製作をしてきました! S-180 sfidaの旅立ちの日です。

この1年間も多くの方々に支えていただきました。

なんと今年は競輪選手を乗せての10km挑戦~sfida~でした!

 

 

 

15時からトラックに積み込みが始まりました! 今年は4tトラックを2台使っての運搬です。

人が集まらず少々大変でしたが問題なく積み込みを済ませました。

 

 

                  

全体会議をし、21時に学校を出発!

途中のサービスエリアでは夕飯を食べました。

ラーメンやら丼ものやらおいしそうなものがたくさんありました。

そして寝ているうちに琵琶湖に到着!

 

 

まずはテントやブルーシートを敷き、機体・荷物を駐機場へと運びます。

sfidaは例年通り二人乗りの機体なのでとても大きいです。機体審査時は他チームの駐機場にはみ出してしまうほどでした。なので今年は駐機場の関係でテールは接合せず、主翼もすべて接合できませんでしたが、大きな問題はなく無事機体審査通過!

しかし暑い中での接合や準備があったので熱中症で病院送りの人がいたりいなかったり・・・

 

 

                

その後は1年生が主体でsfida最後の翼のアイロン掛け。春から作ってきた翼に思いを込めました。2,3年生はフィルムの修復などを主に作業をしていました。

ペラ班は例年通り最後のコンパウンドをかけ、フェアリング班も破損箇所を修復したり、各班最後の調整をしていました。

夕方になると突風が吹きましたが、今年は機体審査後だったので去年のような大惨事には至りませんでした。

夜になるとみんなTシャツにパイロットへのメッセージを書きました。

 

 

                 

そして深夜2時・・・

S-180 sfidaの最後の接合が開始され、今までにないほどの緊張感を漂わせていました。

 

 

接合が終わったら運搬です。

機体が大きいので時間がかかってしまいましたが、人員を交代しながらプラットホームまで運びました。

ビショビショ隊もビショビショになりながらもしっかり運搬をしてくれました。

パイロットの2人がシールを機体に貼り、プラットホームに上る人たちへバトンタッチをしました。

 

 

                      

そしてプラットホームへ...

大きいので運搬だけでも迫力がありました。

 

 

     

そしてフライト

1年生の応援団の声がよく響き、パイロットの二人、プラホの部員の励みになったでしょう!

発進時にラダーがプラットホームに少しぶつかるアクシデントがありましたが、sfidaは大空へ羽ばたきました。

途中風に煽られ機体をもどそうとするものの着水。

 

結果は  840.9 m(3位入賞)でした。

 

パイロットの二人も満足気な表情でした。

帰ってきた機体は、ペラは桁から折れ、フレームも折れた状態でした。

 

 

               

その後は機体回収をし、打ち上げ会場へ。

ビールかけ、琵琶湖へ投げ込んだり投げ込まれたり、スイカ割りをしたり。

パイロットの2人にもちゃんとスイカ割りを『頭で』やっていただきました!

 

 

先輩方、後援会の方々の今までの支えもあり、無事に1年の集大成を終えることが出来ました。本当にありがとうございました。

また部員のみなさんお疲れ様でした!