感動の文章!

委員長からの一言 

 皆,1年間こんなオレについてきてくれてありがとう.7時間もかけて選ばれたけど,本当にオレなんかでやっていけるのか不安でした.皆にとってはいい委員長じゃなかったと思うし.今までの委員長像といったら,ノムさんとかケラとかだったから,オレなんてそんな器じゃないし,実際,航空力学の知識なんて皆無に等しい.その当時,飛行機を人一倍作った事ぐらいしか誇れるものはなかった.委員長としてのビジョンなんて「もう一度、こいつ等とプラットホームに!」ぐらいだった.
 でも,最近になって委員長やってて良かったなと思ってます.去年までは分からなかった色々な事も委員長をやっていたから分かったし.この1年間を乗り越えられたのは皆の協力のおかげだと思ってます.
 今年のTBTの体制は,それぞれのパートの分かれての作業でした.去年までは,全員で1つの事に取り組む作業だったけど,どちらの体制にもメリット・デメリットが存在する事を今更ながら痛感しています.3年生以上が専門職で,1,2年生が主翼.おかげでガレージには去年も見たオヤジばかり.誤算は,来年の機体を作る人が誰もガレージに寄り付かない事.色々な加工や技術を見なかった事などたくさんあります.どうか,この事を頭の片隅にでも置いて,次の体制作りをしていって下さい.

ケーキ藩(?)からの一言 

 今回計器を担当して,本当に良かったと思います.昨年の琵琶湖で味わった苦汁を胸にこの1年間をやってきました.2度とあんな思いをしたくないし,皆に不安も与えたくない・・・.忌まわしい記憶が頭に過るたび,不安で胸が締め付けられる事も・・・.そんな思いで計器類の担当に立候補しました. 本当にできるのか・・・不安はあったけれど,それ以上にやってやるという思いがありました.
 計器自体としては,尾翼・機速・回転数等をマイコンを用いて制御し,OBの清水さんのおかげでログまで取れるようになりました.計器類としては,他チームに引けを取らないぐらいの完成度で大会に望んだと確信しています.当日,去年のようなアクシデントがなかった事で,去年の悪夢は拭い去る事ができました.これは,2月から,持てる時間のほとんどを計器の開発に使わせてくれた皆のおかげだと思っています.1年生から見れば何にもやらない人に見えたかもしれないし,やりもしないのに威張ってる人だと思った人もいると思います.実際自分でも.もっと作業に参加できたらと少し後悔しています.1,2年生の皆さんこれからはキミ達の時代です.来年は,鳥コンで良い記録を残せるように頑張ってください.
                        ( S-070 "little WING"(番外編) へ戻る)