2017/05/26,27 2nd TestFlight Report

S-240 Iris の2ndTFは1stと同様に風のない穏やかなTFとなりました。
気温は冷たく深夜の接合時には手がかじかむくらいでした。

4館準備、機体運搬などは前回よりも滞りなく終わり、接合にも大幅な遅れが見られませんでした。
前回の反省を含めた準備ができました。

 

それぞれのアップが終了したらいよいよ試験開始です。S-240の2回目のTFということもあり、配置なども多少慣れていたように感じます。

5,6本目の試験では機体の浮上が確認できました。またこれに動揺することなく全員がケガもなく帰ってこれてよかったと思います。

 

1本目 転がし試験 風0m/s 回転数33rpm 機体速度1.8m/s
直進性:右に大きくそれる
ロール:少し右にロール

2本目 滑走試験 風0m/s 回転数64rpm 機体速度4.9m/s
直進性:右に大きくそれる
ロール:少し右にロール

3本目 滑走試験 風0m/s 回転数 70rpm 機体速度4.9m/s
直進性:ほぼ直進
ロール:大きく右にロール

4本目 ロングラン 風 12時方向1.4m/s 回転数62rpm 機体速度6.7m/s
直進性:ほぼ直進
ロール:ほぼなし
備考:後輪の音が消えたとのことだったので、ピッチ下げの状態であると判断 した。トリムスイッチでエレベータのニュートラルを変更してジャンプ試験に 臨んだ。

5本目 ジャンプ試験 風0m/s 回転数71rpm 機体速度6.0~6.5m/s
直進性:ほぼ直進 浮上後左にそれる
ロール:ほぼなし
備考:ライト1つ目を過ぎたあたりで前輪からの浮上が確認された。その後、ピッチ上げの状態で飛行した後、着地した。

6本目 ジャンプ 風0m/s 回転数72rpm 機体速度6.0~6.5m/s
直進性:ほぼ直進 浮上後左にそれる
ロール:ほぼなし
備考:ライト一つ目を過ぎたあたりで前輪からの浮上を確認。浮いたコールがパイロット以外からあったので浮上時間は短かったが、5本目同様ピッチ上げの状態だった。


今回のTFもほぼ無風のTFでした。
前回のような時間の影響による試験本数の削減もなく、よいTFになったと思います。
また浮上が確認でき、感動を覚えた人も少なくないのではないでしょうか。

残り3回のTFもこの結果に浮かれることなく、気を引き締めて頑張っていきましょう。