S-240 Iris 初のテストフライトを5/12～13日にかけて行いました。
天候も崩れることなく風がないおだやかな試験でした。

S-240初のテストフライトに向け各班それぞれ日が高いうちから集合します。翼の仕上げ、重心どり、トラックへの積み込みなどを確認しながらTFに向けて準備を確実にこなすことができました。

出発前の全体会議は一年生にとっては初TFとなるため綿密に行います。各自緊張した面持ちで副代表から注意点等の確認を聞いています。

TF会場のホンダエアポートに到着したら、トラックから荷物を下ろし接合開始です。初めての野外、しかも暗闇の中の接合で各々戸惑うこともありましたが順調に進んでいきました。

外が明るくなってきたらアップを済ましていよいよ試験開始です。
一年生は今までの走行試験とは違い、飛行場の大きさに驚いたかと思います。

ジャンプ試験、ショート試験、ロング試験になると長い距離かなりのスピードで機体とともに走るので、少しずつ慣れていきましょう。

　　1stTFフライト
1本目：転がし試験 風0m/s 回転数 35rpm 機体速度 2.2m/s
直進性:右に大きくそれる
ロール:少し右にロール
パイロットが操舵していないのにも関わらず、ラダーが勝手に動いていた。

2本目　転がし試験 風０m/s　回転数38rpm　機体速度2.1m/s
直進性：右に大きくそれる
ロール：少し右にロール
1本目同様ラダーが勝手に動くので電装で応急処置を行った

3本目　滑走試験 風０m/s 回転数53rpm 機体速度4.5m/s
直進性：ほぼ直進
ロール：右にロールライト1個目手前あたりでドアが外れた。
また、ラダーが勝手に動く現象が改善されることはなかった

今年の1stTFでは3本の試験を行うことができました。
接合などで大幅に時間が押してしまい
当初のフライトプランより少ない本数となってしまいました。

2nd以降では余裕を持ったTFができるように頑張っていきましょう！