2016/7/30,31 鳥人間コンテスト レポート
一年かけてみんなでつくりあげたS-220 Adlerの晴れ舞台です!
今年の目標は”新記録”。
S-140 migrentの”3044m”を越すことができるように設計や製作を行い、
6回ものテストフライトをこなし、この日のために頑張ってきました! |
28日、29日に10tトラックと4tトラックに機体や荷物をつめこみます。
詰め込みが終わり、全体会議で注意事項や場所の確認などの最終確認を行います。
全体会議を終え、
トラックが無事に琵琶湖に着くことを祈って、
トラックを見送ります。
その後、バスに荷物を詰め込み出発です!! |
琵琶湖に到着し、準備を始めます。
去年は駐機場が一番端なため駐車場と駐機場が遠く、荷物の運搬が大変でしたが
今年は駐車場と駐機場が近かったため、荷物の運搬が昨年より楽になりました。
駐機場では荷物や機体を置くために、ブルーシートをひいたり、
テントを組み立てたりして準備します。
トラックが到着し、中から順々に機体をおろしていきます。
坂に注意しながら注意深く運んでいきます。
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30日はタイムトライアル部門と滑空部門のフライトであるため、
ディスタンス部門に出場するTBTはフライト前日に行う機体審査を受け、
機体の状態を万全にするために最後の調整を行います。
機体審査は機体が大きいため、テールビームは付けずに片翼のみ取り付けて行います。
片翼をつけるだけでも十分に大きいため、
周囲に気を付けながら接合を進めていきます。
チェックを受け、大きな問題も起こらず機体審査を通過しました。 |
機体審査と同時に、機体の調整も順調に進んでいきます。
各班、明日のフライトを成功させるために気持ちをこめて準備します。
翼のフィルムは今までのテストフライトで磨き上げたアイロンの技術で
一年生がきれいにしてくれます。穴が開いていたり壊れてたりしないか確認し、
問題があった場合、それぞれ直していきます。
プロペラも磨いてよりきれいにしていきます。 |
大まかに全体の準備を終えたら、全体会議を行います。
パイロットからお言葉をもらい気持ちをひとつにします。
会議を終えたら、各自でご飯を食べ、パイロットのウェアに寄せ書きをして、
機体を置いている台を地面に固定したり、テントに幕をかけたりして準備を終え、
就寝します。 |
31日になり、いよいよディスタンス部門のフライトの日です。
幸いなことに、天気も良く風も強すぎることがなくフライトに適した日となりました。
午前3時に起床し、組み立て場所まで機体を運搬していきます。
運搬が完了したものから順々に接合開始です。
最後の接合となるので、今までの経験を活かしミスをしないように
各々気合を入れて取り組んでいます。
接合が終わり、プラットフォームにのぼるときを待ちます。 |
プラットフォームから人や物が落ちないように大きな機体をゆっくりと確実に
上まで転がしてあげていきます。
上についたら水分補給をしながらフライトの順番がくるのを待ちます。
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ついにTBTのフライトの順番がやってきます。
プラットフォームには一年生の応援の声も聞こえます。
今年の応援団は手作りのうちわを自作して応援を頑張ってくれています。
応援の声とみんなの気持ちや今までの努力すべてを乗せて
Adlerはプラットフォームから飛び立ちます。
飛び立った直後、翼が折れてしまい、今年の記録は24.27m。
人力飛行機ディスタンス部門で11位という結果になりました。
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その後、着水した機体を引き上げ、解体を行いトラックに積み込みました。
荷物などの片付けを行い、全体会議を行いました。
銭湯に入り疲れを癒し、打ち上げを行いました。 |
今回のフライトでは、目標の新記録には届かない形となりましたが、
今回の反省を活かし、次に繋げ、
より良い機体を作ることができるように
頑張っていきます。
琵琶湖でAdlerを飛ばすことが出来たのは、OB・OGの先輩方、後援会の方々の
支えと応援してくださった皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。
Team Birdman Trialは新しい記録を作ることができるように、
日々、設計・製作に励んでいきますので、
今後とも応援の程よろしくお願いいたします! |