2014/07/05,06 4th TestFlight Report

7月5~6日にかけて4th Test Flightを行いました。

組み立て中は濃い霧が出ましたが、試験中は日が照り付けとても暑いTFでした。

 

重心取りとER稼働試験はいつも通り予定していた時間内に終えることができました。            
4号館での荷物の準備や積み込みは、早い時間から翼へのアイロンがけを行ったため、今までになく早く終わりました。              

 

場所は飛行場に移り、予定通り機体組み立てが始まりました。今年の翼端にはウィングレットを付けます。この4thTest Flightで初めて取り付けられ、フライトを行いました。     

機体組み立て中に濃い霧が出てきて、視界が悪くなりましたが、接合が完了する時間には晴れていました。   

    

 

各自アップが完了し、試験に移りました。 6本目のジャンプ試験では、正対風により大きく機体が浮上した後、ロールして着地、左翼を地面に擦ってしまいました。直ちに機体チェックを行いましたが、機体の安全が確認できないため試験中止、解体となりました。5thTest Flightに向けて入念に機体チェックを行います。        

 

  
 

 

4thTFのフライト
 1本目:転がし Max36rpm
  問題無し。

 2本目:滑走 Max67rpm
  問題なし。

 3本目:滑走 Max66rpm
  問題なし。

 4本目:ジャンプ Max95rpm
  テールマンがテールを引きすぎ機首が大きく上がる。
  ストッパー全員に注意を促し、試験を続行。

  5本目:ジャンプ Max78rpm
  前輪のみの浮上。

  6本目:ジャンプ Max82rpm
  正対風により機体が大きく上昇する。
  数秒の間飛行した後、右翼が大きく上がるロールをし
 てしまい機体が斜めに着地、左翼を地面に擦ってしまう。

 

 

今回のTest Flightでは翼を地面に擦ってしまう事故が起きてしまいましたが、幸いな事に両パイロットは怪我もなく無事でした。何が原因で起こってしまったのかしっかりと考察を深め、今後このようなことが起こる事のないようにしていきます。
最後の5thTest Flightに向けて全力で準備していきましょう。