09/06/07 2nd TestFlight Report

今年度2回目のテストフライトが行われました。前日まで降水確率90%だった天気も晴れになるという幸運に恵まれました。






今回の重心取りも特に問題なく、また素早く行うことができました。






今年度からTBTのトラックドライバーになってくれた秋山さんが、4tトラックの前に”機体輸送”
のデコレーションを作ってくれました。色が自動で変わるという大変手の凝ったものを作っていただきました。
秋山さんには本当に感謝です。





作業が1時間も早く終わったためすべてのスケジュールを一時間ほど前倒しにして全体会議を行いました。






また仮眠をとることもできました。芝ねこも遊びに来ました。






ホンダエアポートに着いたら各班次々と荷物を下ろしていきます。
まだ夜明け前のため投光器や自動車のヘッドライトを利用して機体を組み立てていきます






機体を1時間15分で組み立てることができました。これによりパイロットのアップと夜が明けるのを待ってからTFを行いました。






各班特に問題なく本数を重ねていきます。そしてロングランではラダーが効いていることも確認できました。また、電装班のG
PSも定量的な誤差はあるものの測定できていたそうです。






滑走試験でも大きな問題は見られなかったため、6本目では回転数100rpmまで上げました。
ほぼ無風状態、回転数100〜106rpm、機速8.3m/s(並走車の速度)のときにエレベーターは使用せずに浮上しました。






しかし、離陸直後の急加速でグランドクルーが機体に付いていくことができず、
機体がそのまま草むらに突入してしまい前輪が破損する事故が起きてしまいました。
機体を滑走路に戻し調べたところ、この場では修復は不可能とわかり、今回のTFは中止となりました。






今回は幸いにも大事故や大きなけが人が出ずに済みましたが、次回からは事故が起きないように、
全員がもう一度TFに対する意識を再確認し、集中して臨みましょう。