08/07/19 3rd TestFlight Report

今年度3回目のTFです。前回のTFから一週間という大変なスケジュールの中行われました。
前回のTFで破損した翼修復もほぼ終わり、夜から残りのフィルム貼りとアイロンがけを行いました。

今回も時間に気をつけて行動したのですが、重心どりは30分ほど遅れて8時から行いました。
前回プロペラがスピーカーに接触してしまったため、機体を吊るす位置を変えての重心どりとなりました。



積み込みも3回目のためか順調に進み、1時間ほど仮眠を取り2時に学校を出発しました。



3時には飛行場に到着、機体をくみ上げ始めます。
午前3時というのに熱気と湿気がすさまじく体調不良を訴える部員も出てしまいましたが、
バスで休息を取ってもらい大事には至りませんでした。




翼の組み立ても着々と進み、今回も太陽が見えるころには機体が組みあがりました。
今回も天気は晴れ。絶好のTF日和となりました。


そして今回、塗装されたプロペラがお披露目となりました。
今回は紺の下地にピンクで桜の花びらが散らされた模様で、先端には機体番号と機体名が刻まれています。
また今回のTFではプロペラのピッチ角を若干変更した状態で臨みました。



フェアリングは窓が水色になり、機体がより本番仕様になりました。




今回のTFは今年度最後のTFなので、最初に数本慣らし走行を行ってすぐに飛ばしにかかりました。
向かい風の時は定常飛行を何度も繰り返しました。しかし離陸とともに機速が急に上がるため、
ウイングマンが追い付けないことが多々あり、着地の際の衝撃でテンショナーが破損してしまうトラブルもありました。



7時半頃、セスナが一機飛行場から飛び立つということで一時草むらで待機をしました。
待機している間、傾いてしまったキングポストを調整しました。ランディングワイヤーが緩んでしまったのが原因のようです。




セスナをいくら待っても飛び立つ様子がなく、飛行場と連絡を取ったあと最後に3本ほど飛ばし、
飛行場を借りられる時間が終了。今回のTFは終了となりました。




今回のTFで目標としていた定常飛行に持っていくことができました。
しかし着地の際の翼の損傷は大きく残ってしまいました。これから鳥コンに向けて機体の修復を行う予定です。
TFに参加した皆さん、お疲れ様でした!