1997年 第21回鳥人間コンテストに向けて取り組んだ機体が “ S-030 ” です.この年の書類審査には,T.B.TT以外にも
“深作 風の会”等でもコンセプトが異なる滑空機の図面を提出しているのですが,全て落選してしまいました.

審査結果が発表されてから,すぐに1998年 第22回鳥人間コンテストに向けて動き始めました.その機体が “ S-040 ” です.
この機体は,初挑戦となる人力プロペラ機であり,低翼設計の機体でした.
 “ S-040 ” が動き始めた時に,第21回鳥人間コンテストが台風の為に全面的に中止となってしまいました.
これにより,来年の1998年 第22回鳥人間コンテストには,中止になった大会にエントリーされた団体の優先措置が採られる事になり新規エントリーが難しくなってしまいました.
新規エントリーが非常に難しくなった為に “ S-040 ” での大会出場を諦め,1998年 第22回鳥人間コンテストに向けた独創的で新しい機体 S-050 “ にわとり ” に製作方針を変更しました.

1997年3月 “S-030”書類審査 (滑空機)
5月 第21回鳥人間コンテスト書類審査 落選
“S-040” 活動開始 (低翼プロペラ機設計)
7月26日 第21回鳥人間コンテスト中止 (台風の為)
S-050 “にわとり”活動開始 (2人乗りプロペラ機)